弁護士 吉原俊太郎
メッセージ
弁護士になってからこれまでに、個人破産のほか、法人も多くの破産事件を取り扱ってきました。
法人破産では、非常に多くの利害関係者が存在します。
債権者である金融機関や取引先のみならず、事務所や店舗のオーナー(貸主)、従業員など、法人の規模が大きくなればなるほど、利害関係者が増える傾向にあります。
法人破産は、それだけ多くの関係者の利害関係を調整する手続でもあり、破産の申立てを行うまでに、入念な準備が必要です。
他方で、法人破産は迅速に申立てをすることも重要になります。
入念な準備を行いつつ迅速に申立てを行うためには、できるかぎり早く弁護士にご相談いただき、ご依頼いただくことが重要であると考えます。
なお、ご相談の結果、破産する必要がないと考えられる場合もあります。
その場合には破産手続を申し立てることなく、再建に向けた方針を検討し、実行することになります。
破産にはマイナスなイメージがありますが、新たなスタートを切るという意味ではプラスに捉えることもできます。
法人の破産や債務整理を検討中の経営者の皆様には、少しでも早く弁護士に相談をして不安な状態を取り除き、新たなスタートを切っていただきたいと思います。
経歴・出身
福岡県太宰府市出身です。
青山学院大学法学部卒業後、東京法務局に入局し、会社や不動産の登記手続に関与しておりました。
その後、法律問題の一部にしか関わることができない法務事務官という立場よりも、法律問題のすべてに関わり解決させることができる弁護士業務に魅力を感じ、中央大学法科大学院に入学いたしました。
2012年に弁護士登録を行い、佐賀の法律事務所にて勤務したのち、同事務所福岡オフィスの所長を務めました。
2021年7月、たくみ法律事務所に入所いたしました。
趣味
バスケットボールとお酒です。
特にバスケットボールは、チーム全員で一丸となって勝利を目指すことに大きな魅力を感じています。